蕎麦子さんの台所~Sobako's Kitchen~

50代の主婦があれこれやってみるブログです。

左手だけで弾くピアノコンクール

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NHK BS1の番組で、左手だけで弾くピアノのコンクールがあることを知った。

プロ部門とアマチュア部門がある。

出場者は、小さな子供から年配の方まで年齢はまちまちだが皆、右手の病気だったり、脳梗塞などからの障害だたりで右手で弾くことができない人たちである。

その演奏を目を瞑って聴いていると、低音から高音に行き来する音は、左手の5本の指だけで弾いているようには全く思えない、ダイナミックであったり歌うようであったり、とにかく素晴らしいのだ。

出場者の中に、ピアニストの職業病とも言えるジストニアという病気の人が何人かいて、普段の生活には支障がないものの、ピアノを弾く時に思うように指を動かせないという症状は、ピアニストにとってはどんなにショックなことだろうと思う。

ましてや、治療法も確立されていないらしく、絶望感は大変なものだろう。

しかし、思いも寄らなかったが、『左手だけで演奏する曲』というものがあるのだそうで、これが最初に書いた通り、両手で弾いた時と負けず劣らずの曲。

素人が想像すると、演奏する指の本数が半分に減ってしまうのだから、音も半分になるのでは?と思うのだが、これが全く違う。

好きなピアノを演奏できることが喜びなのだろう、左手までジストニアになってしまう人もいるくらい、皆がんばって練習している。

みんな強いね。

パラリンピックを見ていても思うのだけど、自分の置かれた状況で、みんな精一杯がんばっている。

そんな姿を見るたびに、自分も勇気をもらったり、感動をもらったりして、ありがたいのだ。